Fashion Film
2020年秋冬コレクションは、若者がワークショップと写真撮影を活用できるように、すべてが始まった場所であるウェールズに贈られました。 「このコレクションは、女性や家族、同僚や友人へのラブレターです。私たちはウェールズへ行き、その芸術的で詩的な遺産の温かさ、フォークロアやクラフトの魂にインスパイアされました。その女性は勇敢で、地に足がついていて、大胆で、英雄的です。キルティングやブランケットから想起される、服に守られているという感覚と、安全性や快適性があります。ハートは、人に寄り添うという一体感の象徴です。」- サラ・バートン、クリエイティブディレクター
スケッチ、家族とのリサーチ、文章、刺繍、写真、そしてマックイーンのアトリエで行われたフィッティングなどを通した若者たちの様子は、ブリンマウル、アバーティラリー・パーク、ブレイナ、キーパーズポンド・ブレナボン、オグモア・バイ・シーなどのウェールズの土地で、クレメンタインとシャーロットによって4日間に渡って撮影されました。1年後、アレキサンダー・マックイーンはプロジェクトの全貌を記録した本を出版します。若者たちのクリエイティブなエネルギー、家族や町の近隣のユースワーカーからのサポート、そしてファッションとクリエイティブアートへの洞察をコミュニティにもたらすというシャーロットとクレメンタインのビジョンを称えるものです。 「私たちにとって、ファッションとは、それ自体が目的ではなく、アイデアや機会を生み出すためのきっかけです。私たちは常に、写真および広い意味でのクリエイティブなワークショップを中心に活動しています。ワークショップや写真撮影を通して、クリエイティブなスキルやアート全般に対する意識や親近感を高められるよう努めています。」 - クレメンタイン・シュナイダーマン 「私たちは、家族やユースワーカーを含め、多くの若者たちと6年間に及ぶ活動を行ってきました。彼らは、ザ・ヴァレーズの青少年組合であるロータリー・ブリンマウル、コエド・ケー・インターアクト・クラブ、ゲリデグ財団グループに参加しています。ワークショップや写真撮影の目的は、若い人たちにクリエイティブな業界を理解してもらい、私たちや他のアーティストと協力しながら、自分たちの環境の中で創造する力を身につけてもらうことです。」 - シャーロット・ジェームズ