McQueen Reverb: ロンドンでのライブリスニング セッション
ロンドンのオールド ボンドストリート27番地、McQueen旗艦店の空間で開催されるライブリスニング セッション
1990年代初頭に設立されたMcQueenは、常に英国のアートとサブカルチャーに根ざし、音楽、映画、アートなどからインスピレーションを得て、革新と表現を支持する存在であり続けてきました。
音楽との強い結びつきを原動力に、McQueenはロンドンでのライブリスニング セッションの新シリーズ「McQueen Reverb」を発表します。このプログラムでは、クリエイティブディレクターのSeán McGirrが選出した多彩なミュージシャン、タレント、キュレーターが一堂に会し、ユニークなイベントの数々で音楽とカルチャーの交わりを探求します。
McQueen Reverbでは、親密で没入感のある体験のなか、特別ゲストが自らの作品を支えるインスピレーションや物語についての洞察を披露します。アーティストのBar Italia、A.G.Cook、John Glacier、Nilüfer Yanyagらが、個人的なコレクションの中から厳選のレコードを紹介し、創造性を形成してきたサウンドや、彼ら自身の音楽について語ります。各セッションの司会はキュレーターが務め、音楽とカルチャーの両シーンにユニークな視点と深く根ざしたつながりをもたらします。
McQueen Reverb プログラムは、オールド ボンドストリートのMcQueen旗艦店で6月中に4回開催される特別なナイトイベントで幕を開けます。このロンドンでの章は、アイコニックなヴィンテージサウンド システムで再生されるレコードを聴くタイムレスな魅力を称えます。
A.G.CookとFrancesca Gavinの対談
A. G. Cook
アーティスト、プロデューサー、レーベル代表として活動。実験的かつ革新的な自らのプロダクションで、過去10年間にポップミュージックの展望を再定義してきました。絶賛を浴びた3枚目のソロアルバム『Britop』を2024年5月にリリース。
Charli xcxのエグゼクティブプロデューサーとしての手腕は、グラミー賞を受賞したアルバム『BRAT』でも発揮されました。プロデュース実績にはCaroline Polachek、Beyonce、Troye Sivan、Christine & The Queens、Oklouなど。
Francesca Gavin
編集者、ライター、キュレーター、コンサルタントとして多方面で活動。現在、歴史と現代のつながりを探る「EPOCH」編集長、また「Twin magazine」芸術編集者。
これまでに開催した展覧会にMushrooms(Somerset House、ロンドン)、The Dark Cube(Palais de Tokyo、パリ)、The New Psychedelia(Mu、アイントホーフェン)など。Soho Houseグループの創設キュレーターであり、アートとビジュアルカルチャーに関する11冊の本の著者。月刊ラジオ番組「Rough Version」は、アートと音楽の関係に焦点を当て、NTS Radioで9年間放送されています。
Bar ItaliaとCyrus Gobervilleの対談
Bar Italia
ロンドンを拠点に活動するNina Cristante、Jezmi Tarik Fehmi、Sam Fentonからなるバンド。情感豊かなサウンドと謎めいた存在感で知られています。
2023年の2作目となるフルアルバム『The Twits』を11月3日にリリース。これは、評価の高いMatadorからのデビュー作『Tracey Denim』からわずか6カ月後。Dean BluntのWorld Music labelからリリースされた作品は、批評家から高い評価を受けています。
Cyrus Goberville
パリを拠点に活動するフランスの文化プログラマー、キュレーター。現在は、Bourse de Commerceが収蔵するPinaultコレクションの文化プログラム責任者。
2014年から2020年まで、その審美的な厳しさと実験的かつエレクトロニックな形態の探求で知られるインディペンデント音楽レーベルCollapsing Marketの共同設立者。McQueenとは定期的にコラボレーションを行っています。
John GlacierとFemi Adeyemiの対談
John Glacier
ラップ、詩、実験的プロダクションを融合させたジャンルにとらわれないロンドン出身のアーティスト。わずか数年の間に、音楽ファン、批評家、業界関係者の間で、UK音楽シーンにおける唯一無二のアーティスト、作詞家、そして他の誰にも真似できない音楽を奏でる人物として自らの居場所を切り開きました。
2024年、待望のデビューアルバム『Like A Ribbon』を発表。このアルバムでは多分野にわたるパフォーマンスをさらに探求。詩人、ラッパー、音楽作曲家として、そして新たにビデオディレクターとして創造的な活動を拡大しています。
Femi Adeyemi
2011年にロンドンで開局した先駆的なオンラインラジオ局NTS Radioの創設者。NTSは世界中のアンダーグラウンド ミュージックと多様なサウンドを支持しています。このプラットフォームは、創造性と実験を大切にするアーティスト、DJ、リスナーのグローバルコミュニティを構築し続けています。
Nilüfer YanyaとCynthia Igbokweの対談
Nilüfer Yanya
ロンドン出身のシンガーソングライター。3枚目のスタジオアルバム『My Method Actor』を2024年9月にリリースし、非常に高い評価を獲得。それ以前にはアルバム『PAINLESS』と『Miss Universe』を発表。どちらも年間のベストアルバムにランクインしました。Adeleのツアーをサポートし、ロンドンのShepherd’s Bush Empireでヘッドライナーを務めたほか、ヨーロッパ、オーストラリア、日本、アメリカでの公演は完売。コミュニティプロジェクト「Artists In Transit」の創設メンバー。困難な状況下にある避難民のコミュニティや人々を対象に、創造的なワークショップを実施しています。
Cynthia Igbokwe
ロンドンを拠点に活動するクリエイティブ ストラテジスト、キュレーター、コンサルタント。その作品では、音とビジュアルアートの視点を通して文化理論を探求しています。
クリエイティブ戦略スタジオ C-Studiosの設立者。Central Saint Martinsでイノベーションマネジメントの修士号を取得。
その活動は音楽、アート、デザイン、メディアにおける新たな方向性を原動力に、これらの文化的エコシステムを横断してより深いつながりを築くことに重点を置いています。